女性に優しい大腸カメラ検査

当院の大腸カメラ検査が
選ばれる理由

当院は女性にとっても抵抗の少ない大腸カメラ検査を提供するため、以下のような取り組みを行っています。

①選べる下剤

当院では、いくつかの下剤の種類を設けております。
下剤の量や味に抵抗感があり、大腸カメラ検査を受けられない、という方も多くいらっしゃると思います。そのような方でも医師の判断のもと、自分に合った下剤を選択し、大腸カメラ検査を受けて頂く事が出来ます。

②羞恥心に配慮

羞恥心に配慮羞恥心より、検査に抵抗がある、という方も多くいらっしゃると思います。
当院では検査は勿論、診察中も女性スタッフがついております。

③眠ったまま受けられる大腸カメラ検査

当院では、鎮静剤を使用し「眠ったまま」大腸カメラ検査を受けることが出来ます。
痛みに不安がある方も安心して検査を受けて頂けます。

女性にとって大腸カメラ検査が
重要な理由

女性と大腸がん

大腸がんはがんの中でも特に女性に関係のあるがんである、ということをご存知ですか?
国立がん研究センターによると、がんで亡くなる女性の死亡原因でもっとも多いのは、大腸がんであると言われています。しかし、大腸がんは初期症状がほとんどないため、少しでも異変を感じた時に病院を受診すること、特に40歳以上の方は年に一度の定期的な健診を受けることが非常に大切です。

がん罹患者の順位

  1位 2位 3位 4位 5位  
総数 大腸 乳房 前立腺 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸6位
男性 前立腺 大腸 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位
女性 乳房 大腸 子宮 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸7位

元データ:全国がん登録罹患データ

がん死亡数の順位

  1位 2位 3位 4位 5位  
男女計 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位
男性 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位
女性 大腸 膵臓 乳房 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸10位

元データ:人口動態統計がん死亡データ

大腸カメラ検査とは?

大腸カメラ大腸カメラ検査とは、スコープを肛門から挿入し、肛門から盲腸までの下部消化器官を観察する検査です。検査中に組織採取をして病理検査を行ったり、大腸ポリープを切除することが出来ます。非常に正確性が高く効果的な検査ですが、検査に対する「痛み」「下剤」「羞恥心」という視点でネガティブなイメージが先行し、検査に対して抵抗感をお持ちの方も多くいらっしゃいます。当院では、より多くの方に大腸カメラ検査を受けて頂くため様々な工夫を施しています。

当院の大腸カメラ検査の特徴

大腸カメラ検査で
発見できる病気

大腸カメラ検査では以下のような病気を発見することができます。

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 虚血性大腸炎
  • 炎症性腸疾患
  • 大腸憩室症
  • いぼ痔
  • 切れ痔
  • 痔ろう
  • クローン病
  • 過敏性腸症候群

大腸カメラ検査の流れ

準備中

大腸カメラ検査の費用

  保険:1割負担 保険:3割負担
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
【観察のみ】
2,000円程 6,000円程
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
+生検+病理組織検査
3,000~5,000円程 9,000~15,000円程
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
+ポリープ切除+病理組織検査
7,000~10,000円程

20,000~30,000円程

※金額は概算になります。事前検査分(血液検査等)は含まれておりません。
※大腸ポリープを切除すると「内視鏡手術」として生命保険の還付金がおりる場合があります。生命保険や医療保険に加入されている方は、保険会社にご確認ください。注意:診断書発行料金がかかります(5,500円)

よくある質問

①大腸カメラは女性は何歳から受けるべき?

大腸がんの発生率が増加してくる40代で一度は大腸内視鏡検査を受けていただくことをお勧めします。ただし、家族歴や症状の有無によっては早く受ける必要がある場合もあります。

②大腸カメラが入りにくい人はどのような人ですか?

大腸カメラが入りにくい人は、主に以下のような特徴があります。

  • 大腸に狭窄や狭い部位がある場合
  • 大腸の曲がり角が特に鋭い場合
  • 肛門や直腸に炎症や痔などの病態がある場合

③大腸カメラはどこから挿入するのですか?

大腸カメラは通常、肛門から挿入されます。肛門から、ときくと痛そうというイメージが先行しますが、当院では鎮静剤を使用した眠ったまま受けられる大腸カメラ検査を実施しています。

④なぜ女性に大腸がんが多いのでしょうか?

女性に大腸がんが多い理由は複数ありますが、主な要因としては生理の周期や女性ホルモンの影響、遺伝的な要素などが関与していると考えられています。

⑤女性の大腸がんの初期症状は?

女性の大腸がんの初期症状は、特に顕著なものはありません。しかし、便の形や色の変化、便秘や下痢の症状、腹部の痛みなど、一般的な大腸がんの症状が現れることがあります。大腸がんは初期症状がないので、定期的な検査を受けることが非常に大切です。

⑥女性の大腸がんの症状は?

女性の大腸がんの症状は、主に便の変化(便の形や色の変化)、腹部の不快感や痛み、貧血などが挙げられます。ただし、これらの症状は他の病気や問題によっても引き起こされることがあるため、実際の診断は医師による検査が必要です。

⑦大腸がんはオナラがよく出ますか?

一般的に大腸がんの症状の一つとして、オナラがよく出るとされています。これは腸内のガスの増加によって引き起こされることがありますが、オナラが出ることだけでは大腸がんの診断はできませんので、医師による検査が必要です。

⑧大腸がんはエコーでわかりますか?

大腸がんはエコー検査では確定診断が難しいため、大腸カメラ検査や組織検査などより正確な検査が必要です。

⑨大腸がんは血液検査でわかりますか?

一般的に大腸がんの診断には、血液検査単体ではなく、多くの場合は大腸カメラ検査や組織検査などの追加の検査が必要です。血液検査では、がんマーカーの値の変化を監視することがありますが、これだけでは大腸がんの存在は確定できません。